明治大学 国際日本学部に現役で入学するも第1志望だった早稲田大学が諦めきれずに仮面浪人で再受験を決心。あまりいい印象がなかった武田塾の無料相談へ冷やかし半分で行くも説明に感銘を受け入塾。アルバイトと大学・受験勉強を並立させて早慶にダブル合格を収め、慶應義塾大学 法学部 政治学科に入学を決めました。
早慶とは
早慶はMARCHの上に位置する最難関私立大学の大学群で早稲田大学と慶應義塾大学の2つの大学が分類されており、2つの大学の平均偏差値は61~71という高い偏差値を誇っています。早稲田大学の偏差値は62.5~70.0・慶應義塾大学の偏差値は60.0~72.5、今回進学を決めた慶應義塾大学 法学部 政治経済学科の偏差値は67.5と大学の中でも難易度の高い学部です。
早慶は就職にも強く、楽天やみずほ銀行を始めとする有名企業や財閥・金融関係・航空関係など大企業への就職が多いことから就職を見据えて入学を希望する学生も少なくありません。また、多くの著名人や芸能人・アスリート・起業家・実業家などを輩出した名門大学として知名度だけでなく人気も高いため入学を希望する学生も非常に多いです。
今回は難関大学群のMARCHに分類され偏差値57.5~62.5の高い偏差値を誇る明治大学に合格したものの、仮面浪人をしながら早慶に再受験をしてダブル合格を収めた大澤さんの実録合格者カレンダーです！
東洋大学から明治大学→早稲田大学へ志望校を変え明治大学に合格した現役時代
高校生時代、受験勉強を始める前は勉強が苦手であまりできない状況だったため志望校は日東駒専に属する中堅私立大学の「東洋大学」でしたが実際に受験勉強を始めてみると思った以上に成績が伸びたため志望校を難関大学である明治大学に変更しました。明治大学に合格することを目標に受験勉強を続けますが順調に進んだため志望校を最難関私立大学である早稲田大学へ変更するも1歩及ばすのところで不合格。現役では明治大学 国際日本学部に合格したため明治大学に入学しました。
現役時代は明治大学ですら自信をもって合格できず、結果を見たら合格していたという状況で進学を決めましたがもう少し頑張ったら早稲田大学に合格できたのではないかという悔しい気持ちとコロナウイルス感染症の影響で思うように大学生生活を送れないことから仮面浪人をしながら早稲田大学へ再挑戦を決心します。
良い印象の無かった武田塾に入塾
現役で受験勉強をしている時にMARCHレベルと早慶レベルで大きな壁を感じていたため、明治大学に合格したからこのまま独学で勉強をしても早稲田大学に合格できるのではないかという考えにはなりませんでした。予備校や塾に通い、根本から見直して受験勉強をする必要があると感じたため予備校や塾を探します。
最初は武田塾のことを胡散臭いと思っており、大学生講師に対しても良い印象がなかったため冷やかし半分で無料受験相談へ参加しますがすごくいい話を聞くことができ、話に感銘を受けて7月に武田塾入塾を決めました。武田塾では最初から早慶レベルの参考書を使って受験勉強を始めましたが現役時代に習得した基礎は表面的なことしか理解できておらず、人に教えたり・使いこなせるほど定着できていないと感じたため基礎は自分で勉強し直します。
武田塾で特訓を始め、2か月後に過去問に挑戦
7月から英語・国語・日本史・数学の特訓を開始しました。
英語は『速読英単語2 上級編』と『でる順パス単』・『鉄緑会 東大英単語熟語』を活用して難関大学突破に必要な英単語を身に付け、早慶レベルの英文読解に対応した問題演習ができる『ポレポレ英文読解プロセス50』『英語長文ハイパートレーニング レベル3 難関編』で長文の実力を身に付けます。現代文は『［第5版］早稲田の国語』で早稲田大学の国語の過去問をひたすら解き、古典は『「有名」私大古文演習』で確かな実力を習得します。
日本史は『石川昌康 日本史B講義の実況中継』『日本史用語 2レベル定着トレーニング』『日本史B一問一答2nd edit 完全版』で日本史の知識を固め、数学は『やさしい高校数学 シリーズ』を用いて基礎を徹底的に固め直します。2か月間は基礎の固め直しとやり直しをし、早慶レベルの参考書で演習を積み9月には全教科過去問に取り掛かりました。
早稲田大学の過去問は現役時代の貯金と今まで基礎を固めてきたおかげで以前よりは手ごたえを感じ、できるようになりましたがやはり難易度は高く、過去問への深い洞察の必要性を感じました。問題に対する選択肢のいやらしさや出題者の意図を理解して答えを探すというのが難しい点であると分析。毎回の宿題を100%完成させ、濃い勉強をすることを目標にひたすら勉強と向き合います。
やればできる！と思うも徹底的に勉強
仮面浪人として受験勉強をしてる途中「これはやればいけるかもしれない！」と思う時があったものの必ず合格しなくてはいけないという強い気持ちがあったため100%合格できるようになるまで目の前の課題・宿題と一生懸命向き合います。担当の講師も「常に目標から逆算して自分に足りないことを真剣に考えている受験生だった」と述べているように、早稲田大学に100%合格するために必要なことは何かを真剣に考えて勉強に取り掛かったためこのままだったらいけるという現状に満足することなく仮面浪人として受験勉強を最後の最後まで続けます。
受験勉強を進めるうえで『日本史用語 2レベル定着トレーニング』は特にやり込んだ好きな参考書で、勉強するときはその参考書に情報を一元化して活用。この参考書から問題が出題されているのではないかと思うほど本番の試験に出題された問題が多かったため早稲田大学の法学部の試験では9割獲得することができました。
いよいよ迎えた受験本番では早慶にダブル合格を収めました。
慶應義塾大学は法学部、早稲田大学は法学部・社会科学部・文化構想学部・国際教養学部・政治経済学部(補欠結果待ち)と慶應義塾大学1学部・早稲田大学4(5)学部に合格を成し遂げました。
明治大学合格も仮面浪人で早慶ダブル合格 | まとめ
現役時代は勉強ができなかったので中堅私立大学群に属する東洋大学を第1志望とするところから受験勉強を始めましたが勉強を始めたところ思った以上に成績が上がったため難関私立大学群に属する明治大学を第1志望校に変更します。それでも受験勉強が順調に進んだため最難関私立大学である早稲田大学へ志望校を再変更するも現役では1歩足りずに不合格。
明治大学に通いながらアルバイトと学業・受験勉強を並立させて早稲田大学に再挑戦します。基礎を徹底的に復習し直してから早慶レベルの参考書をひたすら解き、9月に過去問に挑戦しました。途中で「いける」と思っても100%合格できるようになるまで勉強と向かい合った結果早稲田大学4(5)学部・慶應義塾大学1学部に合格を収め、名門校である慶應義塾大学 法学部 政治学科に進学を決めました。
